ひろゆき(西村博之)さんがおすすめする本

ひろゆきとかの話

多大な影響力をもつひろゆきさんですが時間がめっちゃあるという話をよくします。時間があるためか、映画や本の消費量は多いそうなので、おすすめの本をたまに紹介しています。

ただ、本は買わずに友だちにおすすめをして買わせて、借りるというのが多いそうですけども。

今回はひろゆきさんが過去の動画などでおすすめした本を紹介します。

文庫 銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎

僕1冊すすめろって言われたら「銃・病原菌・鉄」を薦めるようにしてるんですよね。

あの「サピエンス全史」はその、えーっと、イスラエル人の学者さんが書いた本なんですけど、そのけっこう文学的というか人文学的解釈のところが多くて、要はその人間というのは共同幻想というのを持つことができたから、そこで軍隊だったりとか宗教だったりっていうシステムをつくれたよねっていう話なんですけど、それって、あの証拠がない話なんスよ。

その、他の生き物って別に共同幻想を持ってないっぽく見えるじゃないですか。他の動物が共同幻想を持ってない証明ってできないんスよ。

その猿も猿で、本当は宗教を持ってるかもしんないし、ライオンもライオンで宗教を持ってるかもしんないんですけど、それは人間がわからないだけかもしれないんですよ。なのでそのユヴァル・ノア・ハラリさんが人間だけが共同幻想を持ってるよねっていうので、人間がなぜ文明を育ててきたかっていう説明をしてるんですけど、科学的にいくと、ちょっとまだ弱いかなっていう、その証明ぶ部分である程度そう思うよねっていう書き方をしていて、まあそうだろうなって思うんですけど、そこのその証拠の部分がちょっと弱いかなと思っていて。

で、「銃・病原菌・鉄」っていうのはジャレド・ダイアモンドさんっていうもともと人類学者の人が、パプア・ニューギニアとかによく行く人なんですけど。

で、その人が書いたやつなんですけど、で、その人の場合はわりとその、こういう形の研究をして、これを調べた結果こういうものが出てきたので、こういう類推ができますよっていうのをいちいち細かく書くんですよね。

その、じゃあ南米の文明っていうのが、じゃあどうやって進んできたかっていうのをそのずっと住んでるネズミのふんの化石を調べて、その中に含まれている小麦のDNAを見て、もともとその小麦はこの地域にはないから、他の地域からもってきたよね、ということはヨーロッパから人きたよねみたいなのを証明するみたいなわりと科学的な証明をちゃんとやるのと、どうやって証明したかっていうのを書いてる本なので、そういう意味で僕は「銃・病原菌・鉄」のほうが面白いかなと思ってまーす。

コンテナ物語

あんまり世の中で言われてないんだけど、コンテナ。ビル・ゲイツがおすすめする本10選かなんかにたしかいれてたと思うんだよね。

コンテナってわかります? 鉄の箱。

今どき船って、めっちゃでかい鉄の箱がいっぱい載ってるだけじゃないっすか。電車とかであるんだけど、ただ鉄の箱がどーんってなってさ、車両がこうばーって動くやつ。

ほんのね、30〜40年前って、例えば中国から日本にもの持ってきますっていったときって、例えばダンボールとかに詰めてこう運んできて、そのダンボールとかを港でおろして、で、それをトラックにいれてとかやるわけじゃないすか。

んで、たいていちょろまかすんですよ。盗むやつとか、開けちゃうやつとか。っていうので、コストが高いんですよ。

あとはその税金ちょろまかしたりとかもあるんだけど、麻薬入れたりとかもいろいろあるんだけど。

で、コンテナっていう仕組みは、もう全部鉄の箱で囲っちゃいますと。なので、船会社、船の会社も中に入っているのかはよう知らんと。んで、開けることもできません。

んで、そのコンテナのまま今度は電車に載せちゃうのよ。んで、電車に載せて移動して、んじゃあ例えば中国からコンテナに入れました、ぐーって神戸とかに着きますと。

で、神戸についてそのまま電車に載せますと。で、電車でそのまま大阪に行って、大阪の工場で初めて開けますっていうと、輸送中に盗まれたりとか、どういう製品が入っているかっていうコストがほとんどかからなくなるんですよ。で、昔は人が入れてたからめっちゃお金がかかったんですけど、今はコンテナだからクレーンでどーんって載せるだけだから、全然お金かかんないし、荷揚げのスピードもめちゃくちゃ早くなったんですよ。

例えばそのじゃあ、1トンのダンボールですっていったら、人間が運んだから100人がいたとして、1人あたり100キロだから、まあ5回に分けて20キロを5回だから30分、100人で30分とか、そんな感じかな? でもクレーンでいけば1トンでドーンっていうのが10分とかでいけちゃうんですよ。で、100人も人いらないじゃんっていうで、100人も人を雇うのってすごいお金いるじゃん。

っていうので、お金がかからない運送手段としてコンテナっていうのは世界中に広まったんですよ。

で、いまどきの船って、コンテナを何個載せられるかっていう仕組みになっていて、例えばあの、昔中国から日本にこういうもの運びたいですっていった場合って、船を発注しなきゃいけなかったんですよ。

1トンあるダンボールの荷物をあなたの船会社に頼みますから、ここに持っていってください、それいくらです、とかっていうのを交渉しなきゃ行けなかったんですけど、今どき、コンテナを運ぶっていうのをしてくれるんだったら、その船会社が信用できる必要がないので、どの船でもいいんですよ。だって開けれないんだもん。鍵かかってるから。

で、なくなったら、なくなったで損害賠償すればいいから。で、昔は輸送してる最中に盗まれると船会社が盗んだのか、荷物をあげるときの労働者が盗んだのか、電車に乗せるときの電車の鉄道員が盗んだのかわかんなかったんですよ。

でもコンテナって開けらんないから、盗まれる盗難リスクゼロなんですよ。で、なくなったら船会社が100%悪いんですよ。

なので、船会社っていうところが、信用がなくてもできるようになったんですよ。

うちの船会社は絶対盗まないから信用できますよっていって、仕事をとってたんですけど、船さえあれば誰でもできることになったんですよ。コンテナを運ぶっていうのが。

だって開けれないし盗めないからもう信用も必要ないじゃん、発注する側は。

だからうちは安いですと、なので、コンテナ船っていうのがいまオンラインでここで空いてるからこれ発注みたいのができるようになったんですよ。

たまたまいま上海に来てる船があって、コンテナ何個分空いてまーすみたいなのがあって、3個分あいてんじゃん! じゃあこれ発注みたいな、だれが運ぶとかっていうのを全然気にしない社会になったんですよ。

っていうの、そう保険があればいい。

っていうのになって、ものの移動に対するコストがめちゃくちゃ安くなっちゃったんですよ。

五輪書

具体的に宮本武蔵がどうやって戦っていたかっていう話で、宮本武蔵って一度も真剣勝負で負けてないんですよね。負けたら死ぬんで。

で、あの60なん歳までずっと生き残ったんですけど、で、例えば3人相手もしくは2人相手の場合どうするかっていうと、じゃあその渡辺さんのうしろにもうひとり敵がいますっていうときに、じゃあその僕は、渡辺さんの後ろに敵が回る位置に必ず移動するんですよね。

そうすると、自分の目の前は必ず一人じゃないですか。なので、2対1になったとしても、やってること1対1なんですよ。

で、例えばその大勢いますと、10人いますっていうときって、宮本武蔵ってとりあえず走って逃げるんですよ。

で、走って逃げると、足の速い順になるじゃないですか。みんな追っかけてくるんで。要は走ってくるとみんながみんな10人足の速さが同じわけではないので、足の速いやつが一番最初に自分にくるんですよ。

で、その瞬間って1対1じゃないですか。なので、多人数ってあっても、1対1につくれる場面ってあるんですよ。

なので、1対1にさえ強ければ、別に2人相手でも10人相手でも一緒ですよねっていう。

で、その本当に複数の人に同時に斬りかかられたらどうするかっていうときに、じゃあ、その0.01秒単位で秒を切っていくと、右側の人に切られました、避けました、左の人が切ってきました避けました、で避けたついでにこっちを切るとかっていう1こ1この秒の中で最善の行動は決まってるんですよ。

で、それって1対1でも一緒なんですよね。相手が切ってきたら避けて切り返す。で、それが複数でもやることは一緒で、1こ1こを冷静に処理すると、別にそれが複数でも一緒ですよねっていう話で。

で、そのじゃあプログラムで、ドラゴンクエストつくりたいとかっていうので、何からやっていいのかわからなかったりするじゃないですか。じゃあまずはタイトルから真似してみようっていうので、じゃあタイトル画面つくって表示できるようになったら、それで一歩はすすめるんですよ。

なので、最初の一歩を何かっていうのを自分で決めて、一番正しい1歩を着実に進んでいけば、いつかはゴール行くよねっていう。

っていうことです。割となので言ってることは正しいんですよね。

(「【神回】ひろゆき生放送に遅刻→プレゼンすごすぎて優勝【宮本武蔵から学んだ戦略とは】」より)

サードドア-精神的資産のふやし方

あの、サードドアの意味が、ファーストドアっていうのが、えっとじゃあ、有名なクラブみたいなところに入りたいっていう。

ファーストドアっていうのは、普通に並ぶ。で、一生懸命並んで自分の順番が来るまで待つ。

で、セカンドドアっていうのがVIPとかで、ドアの前までいくとあ〜どうもヒゲオヤジさん。どうもどうも、お世話になってます!って言っていれてくれる人。セカンドドア。

サードドアっていうのは、要はじゃあアーティストとかめちゃくちゃ偉いひとって、入り口から入んないじゃん。勝手口から入るじゃん。

で、世の中実はサードドアはあるんだよ。そもそも論、じゃあそのレディーガガがバーとかでピアノ弾いてて、いきなりそのプロデューサーに見初められましたみたいな。普通なくね? 見初められるとか、みたいな。

けっこうそこをみんなはしょってんの、有名人って。

じゃあ普通の人から最初の、ステップアップのここってなんだったの? っていうのを実はみんなちゃんと言ってないの。で、この話を他の成功した人に言うと、たしかにあ〜あるよねっていう言うのよ。

でもそれが、言語化されてないし、みんなそれを説明してないのね。でも実はあるのよ。

で、僕もねそれね、けっこう使うんですよ。

えーとまあ、サードドア的なものではないにしても、このひとのところに行くとしたらどうつないだらいいだろうっていうラインのつなぎ方とかって、わりとあったりするんですよ。

あと、この人に好かれるためにはどうしたらいいだろうっていう。

好かれたいというよりは、プロジェクトを成功させるにはこうしなきゃいけないよねっていう。じゃあここを抑えなきゃいけないよね、どうしたらいいんだろうっていうときに、正面からいっても多分絶対無理で、まあその中ですごくわかりやすいやつで、他のひとが言ってたやつが、ファンになったら絶対友だちになれないよ? っていう。

要はその堀江さん好きですっていうひといるじゃん。で、ホリエモンと友だちになりたいっていう。で、最初にファンですって言ったら、絶対友だちになれないっていう。

なので、もし本当に好きで友だちになりたいんだったら、ファンっていう形では入るな、で、媚びるなっていう。

要は好かれたいんだったら、媚びて、下からいったほうがいい。でなにか悪いことしたらきっと嫌われてしまうかもしれないから、気を遣おうってなるんだけど、それは間違いだよとかっていう考え方は、実は僕もそれやってるんだよ。

下から入るのがめんどくさいからなんだけど笑

そういう感じで、実はあの、あるのよサードドアって。っていうのを「聞きに行きたい」っていうので、おれは超絶これ聞きに行きてえ!って言って実践しようとした子の話なんだけど、その人がインタビューしたいっていうのをいろんな人に送ったんだけど、まああんま返事こないと。

でもインタビューするにしてもその人のところまで行かなきゃいけないと。大学生なんだけど。金がねえと。お金が無いからどうしようかと。

で、その子が、テレビ番組でスーパーに行って、規定の金額以内の…あっちがうわ。

えーっとスーパーじゃねえや。なんか商品出されて、この商品いくらでしょう? っていう予測をみんながして、で、その金額を超えちゃったら負けっていうテレビ番組があって、そのテレビ番組の収録がたまたま自分の街にくると。

で、それで勝つとなんか300万円くらいもらえるんだよね。

で、その番組全然見たことなかったのよ。でも有名な番組だから知ってはいるんだけど、なのでググって、攻略法見つけて、で、あの攻略法としては、絶対高く言うな。要は高く言ったらあの、超えたら負けになるから、一番下にならなければ残るから、高く言わなければ最後まで残る可能性がある。

で、ただじゃあそのみんながみんな出たいからって言って、1000人くらい来るんだけど、どうやったら選ばれるか、その1000人の中から自分が。

それは番組中の攻略法で、じゃあそこのステージに呼ばれるのって番組見てると、じゃあ今から名前呼ぶ人ステージあがってくださーいって言って、名前を呼ぶのよ。

でみんな応募してて、そこの会場にいる人の中から8人だか5人だかが選ばれるんだけど、まさかランダムじゃ絶対やってないよなと。やるわけないよねと。だって番組としてさ、本当におかしな人を引っ張ったら成立しないし、まあ面接はあるのよ。

面接も数百人が受けるんだけど、その面接で絶対決めていて、そのくじを引くみたいな絵はあれは嘘だと。

なので面接でいかにその人に印象づけるかが勝負であるっていうので、すごくおかしな格好していくのよ。まず印象に残さなきゃいけない。

で、あのしゃべれないやつがいると番組成立しないから、すごくフランクにめちゃくちゃよくしゃべる。意味のないことも含めて。

とりあえずしゃべるっていうので印象に残してしゃべるってやつにしたら、で、その誰が選ぶのかっていうのも含めて、プロデューサーの人っていうのをスタッフロールで見て、名前でググって顔を見て決めてんのはこいつだっていうのがあって、面接のときに「おおデニスいいネクタイしてんじゃん!」みたいな絡み方をするんだよ。

っていうので、本当に選ばれるの。っていうところからスタートしてんの。

そのお金でいろんな人にインタビューしていくっていうんだけど、そもそもそいつサードドア使ってんのよ。っていう面白い話。

コーラン

最近で役に立ったのでいくと、コーランを読んだんですけど、あれはちょこちょこ役に立ってますね。

イスラム教の人ってこうだよねっていうのを割となんかまあ、世界中のひとってイスラム教のひとってこうだよねとか、イスラム教のひとたちはこう考えますみたいなのあるんですけど、イスラム教のひとたちは各々個人でこういう考え方を持ってるひとはいます、っていうのはあるんですけど、イスラム教の考え方って原理主義者的にはコーランで決まってるんすよ。

要はコーランに書かれているものは正しい。で、コーランに書かれてないものは正しくない。なので、イスラム教として正しい考え方、イスラム教の大多数はどう考えますかっていうと、コーラン一回読んどくと、イスラム教の人ってこう考えるよねっていう軸は、手に入るんスよ。で、まあ多少アルコール飲む人とかいるんですけど、それはコーラン的には正しくないので、アルコールを飲むようなイスラム教徒の話は聞かなくても良いってなると、キリスト教のひとっていろんな考えがあって、日本人もいろんな考えがあるんだけど、イスラム教徒においての考え方の基礎、デファクトの部分はここだよねっていうのが、コーラン一冊読むだけでわかるんスよ。

なので、効率めちゃくちゃいいんスよね。まあ大体忘れましたけど。

でもなんか、一回読んどくと、イスラム圏のひとの基本はこう考えるよね、で、いやいやそんなことないよっていったときに、いやいやそんなことないよっていうお前が間違ってるよね、って言えるんですよ。

なので、もし時間のある人はコーラン読んでみてください。

岡田斗司夫さんの本

岡田斗司夫  FREEex

岡田斗司夫さんの本で面白くなかった本は僕は一冊も読んだことがないので、昔その岡田って本全部ネットで公開してたんですよ。最近の本は知らないですけど。で、岡田斗司夫さんの本って全部ただで読めるんで、興味あるんだったら全部読めばいいんじゃないかと思いますけど。

あの人その、プライドがめちゃくちゃ高いので、自分にうそつけないんですよね。まあその僕は自分で書いてない本を著・西村博之っていうので売って、なんにも良心の呵責を感じないんですよ。買ってる人って、僕が書いてると思って誤解して買ってるんですけど、僕あとがきすら書いてない本も僕の名前で売ってるんですよ。

で、要は人を騙して金とってるんですよね。僕…と出版社。

でも岡田斗司夫さんってプライドが高いんであの嘘をつくができないんですよ。なので一字一句自分で書いてるし、その本当に自分が正しいと思ってることしかかけないんですよあの人。不器用という呼び方もありますけど、僕は別にあの赤の他人が僕の名前で文章を書いて発表してもなんにも感じないですよね。

というのがあるので、岡田斗司夫さんの本に関しては岡田斗司夫さんがちゃんと書いてるので、あの面白くないものはないと思ってるので、なので岡田斗司夫さんの本を読むのはわりとおすすめですよ。

 

以上。

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