土岡哲郎(つちおかてつろう)とは、タイタンに所属するお笑いコンビ 春とヒコーキのツッコミ担当。相方はバキバキ童貞の愛称で知られるぐんぴぃ氏。
ぐんぴぃ氏からは「ケンちゃん」、その派生で「ケンチャナヨ」「ケント・デリカット」「ケンちゃんパウダー」などと呼ばれている。(由来はぐんぴぃの中にあるオリジナルの蔑称。落研時代にいた一東斎巧善というすごいヤバい後輩の名前が「ケンちゃん」だったこと、その彼に土岡氏がすこし似ていることからケンちゃんと呼ぶようになった。ケンちゃんパウダーは二重の極みの強●パウダーに模しているそう)
ここでは、土岡哲郎氏のプロフィール、そして彼の経歴を紹介します。
土岡哲郎のプロフィール
芸名(本名):土岡 哲郎(つちおか てつろう)
1992年2月21日生まれ。栃木県宇都宮市出身。幼少の頃からMr.ビーンやドリフターズなどのお笑いに触れる。小学校時代は野球部に所属。運動は苦手で万年補欠だった。コロコロコミックに投稿を二度掲載されるも、自身の嫌いなうんちネタで採用されて落胆する。
中学、時代はバスケ部に所属するも、万年補欠。
高校時代はほとんど友人とも話さず、ドキュメンタリー番組の取材で高校を訪れたときも教師が土岡氏の存在を忘れるほど存在感がなかった。ただ、このエピソードが事務所の先輩である太田光氏に類似していることから、ぐんぴぃ氏は高校時代の無口エピソードを羨ましく思っている。
大学は青山学院大学文学部日本文学科を卒業。在学時は落語研究会に所属し、関東落研連合の9代目総長も務めていた。高座名は、「七代目 歌舞家窓馬(かぶやそうば)」。学生落語全国大会「第4回てんしき杯学生落語トーナメント」で準優勝。
大学入学後の落研にて相方となるぐんぴぃ氏に出会う。ぐんぴぃ氏は自分が一番面白いと思っていたが、土岡氏が圧倒的に面白くてショックを受けた。彼が一番面白いから、彼と一緒に売れなければ一生売れないから芸人を辞めると語るほどお笑いのセンスがある。
2014年、就職活動に失敗し、就職浪人をしようと思ったにも関わらず留年の手続きに失敗。無事卒業をしてしまったことにショックを受けて3年間バイトもせずにニートをしていたが、この頃に笑顔を失う。
ニートになってすぐに幼い頃からの夢であるお笑い芸人を志し、ぐんぴぃ氏を誘うも3年間ずるずると伸ばし続けられた結果、ニート歴が長くなってしまう。
その後、2017年4月にぐんぴぃ氏とともに「春とヒコーキ」として活動を開始するも、3年間は事務所に所属することもなく、徐々に表情を失う。
2020年5月に芸能事務所タイタンに所属。コンビのネタ担当、ツッコミ担当として活動。
Youtubeの活動
相方のぐんぴぃ(バキバキ童貞)と共にYouTubeに演者として出演しながら、番組の構成や司会も務める。
番組ではサイコパスキャラ、ニートキャラ、偏食キャラなどが取り沙汰されることが多いが「これでは土岡の面白さが伝わらない」と焦り始めたぐんぴぃ氏により、土岡氏の面白さがわかるトークシリーズやネットコンテンツの音読(代表作はポッチャマ音読)などが徐々に公開される頻度が増えている。
(露出が増えたのは、TikTokで増えた女性ファン向けに土岡氏の元ニートらしからぬ爽やかさ・綺麗な顔立ちが評価されるからという説もある)
番組の設立当初は出場回数が少なかったうえに、ぐんぴぃ独自のシリーズ「キモシェ」シリーズなどには出演機会も少なかったが、ポのヒット、うまとまキャラの定着、あれなんだっけ?と聞かれたものをすぐに思い出せる才能などをファンに認知されたことによって土岡氏のファンも増加したためか、キモシェ最新シリーズ「レンタルブサイクを救いに行く」シリーズでは土岡氏はカメラマンを務めながら旅に同行している。
春とヒコーキのYouTubeには二人の美しい友情を描いたPVや、ライブ放送、お笑いコンビとしての活動、土岡氏の落語など、土岡氏の活躍も頻度高く見える。
映画をこれまでに1000本上見ている。好きな映画はスターウォーズ。映画に特化したYouTubeの個人チャンネルも運営している。
芸人としての活動
ネタは土岡哲郎氏がつくっている。
芸人としてはライブにも多く出演する。所属するタイタンはタイタンライブというライブを定期的に行っており、爆笑問題も月一で舞台に上がることで有名だが、春とヒコーキの二人もライブには多く出演している。
好きな食べもの
極度の偏食。
おなかがいっぱいになると食べものを全く見たくない。買い物もしたくないという理由で自炊はカレー以外しない。
まつやで夏場に数週間限定で発売される「うまとまハンバーグ」通称「うまとま」が人生で一番大好き。発売期間が2週間しかなくても10日間は食べる。
土岡氏曰く「うまとま」は「肉のケーキ」だという。
「本当にね、なんだろう。肉のケーキだと思ってる。松屋のハンバーグ。
なんかこう、ケーキってね、スポンジがあって、まあ何層かになってたりするじゃないですか。
その感じで本当に、なんだろう…肉が何層にも並んで分厚くて、ね、食べやすくて、こんなご褒美で。ちょこんと赤いトマトが乗ってたりなんかもして。
で、本当にこれはその、肉で作ってるけどケーキなんだと思って。
本当にこんなありがたいことはないと思って食べてるいつも。」
ニートコンプレックス
土岡氏は3年間のニート生活を経た後も2017年4月にコンビを結成するも、その後タイタンに所属する2020年までにフリーのストレスからか表情を失う。
ぐんぴぃ氏は「お前はもう普通の人間にはなれない」「結婚は無駄」「今からちゃんとした人間に見られようとしてもだめ」と語っている。
ニート時代にバイト雑誌をとっては捨て、とっては捨てという経験を繰り返し、しまいには「バイトはもうしない!」と決めたことからバイトできないキャラとしていじられることが多いが、ファミレスのバイト、単発の試験管のバイトなどはしたことがある。
なお、ファミレスのバイトではうまく接客ができず、半年で仕事をやめている。
ただ、ニート時代に初めてぐんぴぃ氏におすすめされたネットカルチャーやアニメに親しむ。そのことがきっかけとなったためか、人気コンテンツである「コピペ音読」は企画者の欄に土岡氏の名前が記載されている。
童貞としての土岡 哲郎氏
端正な顔出し、育ちのよさそうな風体からモテるにちがいないという印象を受けるが、童貞を卒業したのは意外にも2020年2月、28歳の誕生日頃と遅め。大学時代にも彼女はいたが、その彼女とは婚前交渉をしないという決意から、恋のABCでいうBまでしかしなかった。
童貞卒業まではフリーで活動している間にもお笑い仲間から「じゃないほう童貞」と言われ、定番ネタの一つになっていた。
コンビ結成が2017年4月、ぐんぴぃ氏のバキバキ童貞事件が2019年4月、タイタン本所属が2020年5月なので、バキバキ童貞事件が刺激となり、童貞を卒業するきっかけになった可能性も考えられる。
土岡氏と実家金持ち説
実家がお金もちで、学生時代から使い続けたクレジットカードがブラックカードになった。銀行口座の残高が10万円を割ると自動で振り込まれる。
ニート時代に勝手に節約を始め、家賃9万円のアパートから家賃5万円のアパートに親の仕送りでもらったお金で引っ越した。
親の仕送りを節約する生活を自らの意思ではじめると、それまでのような裕福な生活を送ることができなくなり、少年ジャンプで連載しているワンピースのド・フラミンゴが貴族から凋落すた姿に感情移入して涙を流した。
お笑い芸人として下積みをしている間も仕送りは途絶えず、歩いて15分行く用事があった際に、帰りに15分歩くのが大変だという理由で10万円の電動チャリを買って帰った。
実家のお母さんは「うちがすごくお金持ちみたいになってるけど、なんで? うちだってギリギリで頑張ってるのにねえ」と土岡氏の金持ちキャラに対して不安と疑問を呈している。
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