佐伯 繁とは。格闘技に携わるまでのカメラマン・会社経営の経歴など

朝倉未来とかの話

佐伯 繁(さえき しげる、1969年6月24日生まれ)は、日本の総合格闘技プロモーター、実業家である。総合格闘技団体「DEEP」および女子格闘技部門「DEEP JEWELS」の代表を務め、日本MMA(総合格闘技)界の発展に大きく寄与してきた人物として知られている。

DEEPは2001年に設立され、以後20年以上にわたり国内外で大会を主催。佐伯のリーダーシップの下、多くの格闘家を輩出し、日本のMMA文化を支えてきた。

経歴

撮影・実業活動期

佐伯はもともとコマーシャルフォトのカメラマンとして活動を始めた。雑誌撮影スタジオに所属した後、22歳で独立し、フリーランスとして活動。撮影スタジオや編集プロダクション、広告代理店業務を展開するなど、映像制作を中心とした幅広い事業を行っていた。

その後、ファミコンショップの経営をはじめ、バーや焼肉・鍋料理店、アパレル事業など複数の業種に参入。最盛期には約130人の従業員を抱える企業の社長として経営を行っていた。

格闘技興行への参入

実業活動のかたわら、プロレス興行への関心を持ち始め、観客として訪れた巡業チケットをきっかけに業界関係者と接点を得た。小規模なイベント運営を手掛けたことを契機に、格闘技興行の世界に本格的に参入する。

2001年には総合格闘技団体「DEEP」を設立。以降、選手発掘や興行運営に携わり、日本MMA界の中核を担う団体へと育て上げた。

女子格闘技部門の展開

佐伯は男子興行の枠にとどまらず、女子格闘技にも早期から注力した。2004年にはDEEP内で女子試合を導入し、2008年11月には独立団体「JEWELS」の立ち上げに関与。後に「DEEP JEWELS」として統合され、女子選手の活動機会拡大に貢献した。

国際展開と対抗戦

近年では海外団体との交流も活発に行っており、2023年2月には韓国の総合格闘技団体「BLACK COMBAT」との5対5対抗戦を実現。韓国・龍山CGVアイパークモールで行われたこの大会では、両団体の代表選手が激闘を繰り広げた。

現在の活動と立ち位置

佐伯はDEEPおよびDEEP JEWELSの代表として、年間を通して多くの大会をプロデュースしている。興行の演出・映像制作・広報までを自ら監修するなど、映像出身ならではの総合的なディレクションを強みとしている。

また、選手育成においては「精神力と即戦力」を重視する姿勢を貫いており、実力と人間性の両立を求める運営方針で知られている。

主な業績

  • DEEPの設立・運営: 2001年の創設以来、日本MMA界を代表する興行団体として多数の大会を開催。
  • DEEP JEWELSの立ち上げ: 女子MMA選手に特化した舞台を創出し、女子格闘技の発展に寄与。
  • 映像・宣伝制作の統合運営: 撮影・編集・興行を一貫して管理し、団体ブランディングを強化。
  • 国際交流の推進: 韓国の「BLACK COMBAT」など海外団体との対抗戦を実現し、アジア圏でのMMA発展を促進。

人物像

佐伯は映像制作と経営の両面で豊富な経験を持ち、現場主義を貫く人物として知られている。大会演出の細部やポスター・映像編集にまで自ら関わるなど、職人的なこだわりを見せる。また、PRIDE、DREAM、RIZINといった日本MMA界の変遷を現場で経験しており、その知見をもとに次世代の興行スタイルを模索し続けている。

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