ゲーム実況者「幕末志士(ばくまつしし)」の坂本(さかもと)とは、実況コンビの編集・進行・ツッコミ担当であり、事実上の“プロデューサー”的存在である。
活動当初から動画制作・演出・企画をすべて一手に担い、実況界の中でも屈指の編集センスと構成力を持つ人物として知られている。
北海道大学情報工学部出身で、北海道電力で働いている時期に動画を公開。やつが来るシリーズでニコニコ動画を席巻。その後ニコニコ生放送で会員放送機能が提供されたことをきっかけに会員放送を開始した。
北電は副業が禁止だったこともあり退職。パートタイムなどで仕事を続けていたが幕末志士の収益が十分になったこともあり完全に専業になった。
年収は500-600万円程度と発言しているが、持ち株100%の株式会社に資産を保有しているため、会社の利益も含めると推定年収は5000万円以上。
坂本の基本情報(※すべて非公開のため、公開されている範囲で)
項目 | 内容 |
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名前(通称) | 坂本(さかもと) |
役割 | 編集、進行、ツッコミ、プレイヤー(サブ) |
活動開始 | 2010年頃(ニコニコ動画「幕末志士」チャンネルにて) |
顔出し・実名 | 非公開(過去イベントでも顔を隠して出演) |
坂本の特徴
編集力が異常に高い
坂本の最大の特徴は、その編集力である。
テレビ番組並みの演出を駆使し、視覚的にも笑える実況動画を作り上げている。
効果音、BGM、テロップ、映像の切り替えなど、どれも細部まで緻密に設計されており、編集の質が高いだけでなく、“演出”としても秀逸である。
坂本本人も、「1本の編集に何十時間もかけている」と明かしており、そのこだわりの強さは多くのファンに知られている。
ツッコミのセンス
坂本は実況中、ボケ役の西郷(脱退済)や中岡に対して鋭く的確なツッコミを繰り出す。
その言葉選びは知的かつ毒舌で、ギリギリのラインを突く笑いを演出している。
特に、プレイミスや言い間違いへのツッコミでは、「視聴者の代弁者」として機能しており、彼の存在があるからこそ動画のテンポが保たれていると言える。
ゲームの腕前
編集・進行役でありながら、ゲームの腕も高い。
西郷が天然なプレイを見せる中、坂本は冷静かつ的確な操作を行い、難易度の高い場面やテクニカルな動きが求められるシーンで本領を発揮する。
ファンの間では、「坂本がプレイしているだけで安心感がある」と言われることも多く、技術と判断力の高さが際立っている。
坂本が活躍する代表的な実況動画
タイトル | 坂本の役割・見どころ |
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幕末志士のスマブラ実況 | 編集と進行、ツッコミのセンスが爆発 |
幕末志士の斬(ZAN)実況 | 編集力と演出の神がかった集大成的シリーズ |
マリオ64実況 | 西郷のプレイに対するキレ芸的ツッコミが話題に |
幕末志士のマリオ3実況 | 中岡の加入に対し、バランスよく3人をさばく進行役 |
評価・ファンからの印象
坂本に対して寄せられる主な評価は以下のとおりである。
- 「ゲーム実況界で最も編集が上手い男」
- 「坂本の編集だけで1本の番組になる」
- 「笑いの設計図を描いてる職人」
- 「西郷を活かす天才」
まさに“裏方でありながら主役”という存在であり、実況における「坂本の存在感」は計り知れない。
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